--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2009-06-01

【天地人レビュー】真田幸村参上

今回から真田幸村が登場。真田幸村というと、「真田太平記」の草刈正雄演じる幸村が印象的だという方もいらっしゃることだと思います。・・・さて、真田幸村というと、今回もそうですが、堀の深い外人顔の役者さんが演じることが多いようですね。

○真田家の面々
今回から真田親子が登場。しかし、なんというか、昌幸は昌幸で姑息な小悪党みたいでしたし、幸村は幸村で人を食ったというよりは自分の立場も判らんただの痛い奴だし、どっちにしろ絡み辛そうな親子です。それにしても、この間の三成といい、どうして上杉家には一々噛み付きたがるような人格に難のあるような者ばかりが集うのでしょうか?そして、そういう外から来た連中が、兼続くんのおかげで心を開いていく・・・・あまりにもワンパターンすぎやしませんか?しかも、「肩肘張って生きている」というよりは、子どもっぽい、精神的に幼い我の張り方な印象すら受けてしまうから始末が悪いです。昌幸に、上杉の「義」を知った幸村の引き立て役を担わせるにしても、せめてもう少し、昌幸に「表裏比興」「希代の横着者」と呼ばれるだけのキレ者ぶりと懐の深さが欲しかったですね。そうでないだけに、今回のキモであるはずの、幸村が兼続と関わるうちに、あらたな価値観を覚えるという話も、「品性に欠ける親に育てられた糞ガキが、兼続君のおかげで更生しました」というふうに見えてしまっています。

○初音の扱い
やっぱり母親の身分が低かったようです。それにしても、今回は俄にしおらしくなったり、単身でオフィシャルな場での使者を務めたりと(前からですが)、相変わらずフリーダムです。

○真田家の背景
アバン・タイトルで説明がされていましたが、もう少しドラマ中で説明が欲しかったかも。真田家が武田家に引き立てられ(先方衆出身としてはかなりの出世です)、とくに勝頼の時期には、上杉から「割譲」された上州の切り取りや新府城の築城などいろいろ大きな役割を果たしていたので、武田家が残ってた頃から登場させはじめて、武田家滅亡後の経緯を、上杉とのやり取りメインで描いても良かったかもしれません。そうすれば、昌幸の行動の背景もハッキリし、(ひいては幸村も)もう少しマトモな扱いにできたと思います。

○食べ物
昌幸も幸村も美味しそうに食いますね。果物齧りながらというと「うつけ」こと若いころの信長さんを彷彿とさせる感じがしました。そういう「やんちゃな食わせ者」というキャラクター表現としては悪くなかったのですが、槍を取った取らないや酒席での言動など、やっぱり反抗期の子どもみたい(むしろ、自分の立場を弁えていない点ではそれよりヒドい)。

○槍云々
これも今回ゲンナリさせられたエピソードの一つ。小学生の喧嘩じゃあるまいし。槍をラジコンに変えたらまんま子どもの喧嘩になってしまう展開が素晴らしいです。あと槍の使い手=泉沢ってのもピンと来ない。上田衆のメンバーの中では甘糟さんが一番「猛者」という感じの人だし、水原や本庄あたりが出ていたらそっちのほうが向いていたかも。

○後妻
兼続パパの樋口惣右衛門さんが再婚。若い嫁さんを迎えていました。おそらくこれが、泉氏から迎えた妻なんでしょうね。兼続の母親については、直江氏出身とする説と、信州の泉氏出身とする説があります。ちなみに、「越後国供養帳」には天正13(1585)年に、兼続の弟の大国実頼が母の供養を行った記録があるそうで、後妻だとしたら時期的にも丁度いいのかもしれません。

それにしても、お父さんがドラマ中一番の「勝ち組」かも知れません。危ない橋を渡るポジションでもなく、かといって兼続のように政務などに追われてプレッシャーを抱えるということもなく、一城の主として親子ほど年の離れた若い嫁さんとイチャついて、惚気まくるのですから・・・・。樋口さん、すごく幸せそうでしたね。

○やっぱり少ないクレジット
今回もですが、やっぱり天地人って、例年に比べてかなり登場人物の数が少ない。前も書いたけど、この時期にクレジットがスッカスカで、トメに(回想)がつくなんてかなり異例。登場人物の取捨選択なども、ドラマを作る上では必要だとは思いますが、これはちょっとヒドい。登場人物が少な過ぎるせいで、ドラマの背景なども描写不足になりがちだし、スケール感や緊張感もまるで無い。「いろいろ人数出てくると判りにくい」と作り手が思っているとしたらそれは間違い。見る側だってそこまで馬鹿じゃないはず(と信じたい)。そして何よりも驚きなのが、これだけ登場人物を絞っても、女性の個性はみんな勝ち気で活発と類型的、男性の脇役に至ってはレギュラーキャラクターですら満足に立っておらず、描写ができていないってこと。今回だって、槍の話をしつこくするんだったら、家康や正信を登場させたり、真田の背景を書き込む余地があったはず。



今回もなんだかなあ・・・。という感じです。流石に、この時期の上杉を扱った映像作品はまあ無いし、イチ歴史好きとしてが題材が魅力的・・・とはいえ、演出も脚本も正直稚拙過ぎる。今年の大河は、かなりライトなゆるいノリだけど、それで面白ければ、話がしっかりしていればいい。だけどねえ・・・・・次週では幼少期の兼続・景勝が再登場するようです。たしかに好演してたし可愛らしかったけど、この期に及んでそれを話題づくりに使うなんて・・・・ねえ?
FC2 Blog Ranking

にほんブログ村 テレビブログ 大河ドラマ・時代劇へ
にほんブログ村 歴史ブログ 戦国時代へ
スポンサーサイト

テーマ : 天地人
ジャンル : テレビ・ラジオ

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

天地人 感想

【送料込】『天地人』ゆかりの郷、新潟から産地直送でお届け![新潟県/福顔酒造]直江兼続 「愛」(720ml)商品価格:1,725円レビュー平均:4.5 天地人を観ている方、ご意見よろしくお願い致します。Yahoo!テレビ のドラマ特集 .... 天地人を観ている方、ご意見よ

天地人 初音

天地人(前編)商品価格:1,050円レビュー平均:4.67 「天地人」と「坂の上の雲」「天地人」と「坂の上の雲」NHKの公式サイトを見ていたら、「坂の上の雲」は日曜8時からなんですね。って、ことは「天地人」は結構早く終了なんでしょうか。大河ドラマなのに11月に終わ...

米沢 天地人

『天地人』与六登場(*^^)v 6月7日(日)放送の『天地人』…あの与六が登場します!!! 第1話~約3週…ずっと泣かされました、あの演技に(#^.^#) また…与六の演技が輝くのかなv そして兼続の『愛の兜』も誕生します♪ 与六くん、現代ではトヨタのCMでこども店長だっ...

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

まったくその通り!

拙者の武ログにお越しいただきありがとうございました。

まったくその通りでございますなぁ

ボクも同感ですよ。
歴史好きだから掻い摘んで観てはいるものの、その中身にはちょっとガッカリしがちです。

もう少し濃い内容でもいいような気がするのだが・・・・
まぁ、ドラマとはこんなものじゃないといけないのだろうね。

歴史マニアが納得するドラマ作ってたら視聴率取れないのかもね

No title

左近将監さん
拙ブログへお越しいただきありがとうございます。

歴史的な背景の扱いはいい加減ですし、全体的に薄い印象がしてしまいます。しかも、ゆるいノリ、ほんわかホームドラマ、ラブコメとして出来が良いかといえば、良くはないんですよね・・・・。


もはや、ひと昔前のような大河は見られないのでしょうか。
プロフィール

Author:次郎三郎TNOK
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。